冷凍庫のラベルは「ささみ」じゃなく「鶏天」|やる気のある私から未来の私へ献立メモ
冷凍庫を開けて、
🐾ポンコさん
「今日、何作ろう……。」
ガサゴソ、ガサゴソ。
🐈ニャンコさん
「何探してるの?」
🐾ポンコさん
「それがわからないから探してるの🤣」
料理をすること自体が嫌というより、
何を作るか決めるところが面倒。
そんな日、ありませんか。
私はあります。
だから我が家の冷凍庫には、
「鶏ささみ」
ではなく、
「鶏天」
「蒸しささみ」
というように、料理名を書いたラベルを貼っています。
これが意外と、やる気のない日の私を助けてくれます。
きっかけは「これ何だっけ?」
以前は、冷凍するものをフリーザーバッグに入れて、油性ペンで中身を書いていました。
ところが、袋を出し入れしたり、水分がついたりしているうちに文字が薄くなって、
🐾ポンコさん
「……これ、何だっけ?」
となることがありました。
一番笑ったのが、ある日のこと。
冷凍庫をガサゴソしていたポンコさん。
🐾ポンコさん
「あっ!バジルソースあったー!」
これで今日の献立が決まる。
そう思って解凍してみたら……
めかぶ。
🐾ポンコさん
「…………。」
🐈ニャンコさん
「めかぶだね。」
🐾ポンコさん
「バジルソースじゃないね🤣」
めかぶなら、めかぶで食べればいいんです。
でもその日はバジルソースを使うつもりで献立を考えていたので、予定変更。
肉でも同じで、冷凍した鶏むね肉とささみは、私には見分けづらいことがありました。
そこで、冷凍庫の中身をもう少しわかりやすくすることにしました。
「ささみ」ではなく料理名を書く
🐾ポンコさん
「よし!今度からちゃんと書いておこう。」
フリーザーバッグを用意して、油性ペンを持ってきました。
🐾ポンコさん
「えーっと……『鶏ささみ』っと。」
🐈ニャンコさん
「ちょっと待って。その前に、直接書くのやめない?」
🐾ポンコさん
「え? 油性ペンだよ?」
🐈ニャンコさん
「前に書いた文字、水分で薄くなって読めなくなったことあったでしょ。」
🐾ポンコさん
「あった……。」
🐈ニャンコさん
「そして『バジルソースあった!』って喜んで解凍したら?」
🐾ポンコさん
「めかぶでした🤣」
🐈ニャンコさん
「だから今度は、テプラでラベルを作った方がいいよ。」
🐾ポンコさん
「なるほど。じゃあテプラで……『鶏ささみ』っと。」
🐈ニャンコさん
「ちょっと待った。」
🐾ポンコさん
「今度は何よ🤣」
🐈ニャンコさん
「ポンコさん、鶏ささみで思いつく献立、何個か言える?」
🐾ポンコさん
「え? 献立?」
「うーん……鶏天と、蒸しささみかな。」
🐈ニャンコさん
「じゃあ、それをラベルにしよう。」
🐾ポンコさん
「え? 『鶏ささみ』じゃなくて?」
🐈ニャンコさん
「うん。『鶏天』と『蒸しささみ』。」
🐾ポンコさん
「なんで?」
🐈ニャンコさん
「だって今は、鶏ささみを見て『鶏天にしよう』『蒸しささみにしよう』って思いついたでしょ?」
🐾ポンコさん
「うん。」
🐈ニャンコさん
「でも、やる気がない日に冷凍庫を開けて『鶏ささみ』って書いてあったら?」
🐾ポンコさん
「……ささみで何作ろうって、また考える。」
🐈ニャンコさん
「でしょ?」
「だったら、今思いついた料理名をそのまま残しておこうよ。」
「『鶏天』って書いてあったら、冷凍庫を開けたときに――」
「あ、これ鶏天にしようと思って切っておいたやつだ。
じゃあ今日は鶏天にしよう。」
って思い出せるかもしれないよ。
🐾ポンコさん
「なるほど!」
「食材だけじゃなくて、今思いついた献立までラベルにしておくのか。」
🐈ニャンコさん
「そうそう。未来のポンコさんが『何作ろう……』って冷凍庫の前で固まらなくて済むようにね。」
🐾ポンコさん
「やる気のある私、なかなか親切じゃない🤣」
こうして我が家では、
フリーザーバッグに直接書くのではなく、テプラでラベルを作る。
そして、
「鶏ささみ」ではなく「鶏天」「蒸しささみ」と、料理名を書く。
という形になりました。
やる気のある日の私から、やる気のない日の私へ
料理をしたくない日に冷凍庫を開けて、
「鶏ささみ」
とだけ書いてあったら、
🐾ポンコさん
「ささみかぁ……。で、何作る?」
ここからまた考えなくてはいけません。
でも、
「鶏天」
と書いてあったら、
🐾ポンコさん
「あ、これ鶏天にしようと思ってたんだ。」
「そういえば最近食べてないな。」
「じゃあ今日は鶏天にしようかな。」
一つ候補が出てきます。
この差が、私には結構大きいんです。
冷凍するときの私は、
「これは鶏天にしよう」
「こっちは蒸しささみに使おう」
と考えながら下処理しています。
つまり、そのときの私はちゃんと考える元気がある。
だったら、そのとき思いついた献立まで未来の自分に残しておけばいい。
🐈ニャンコさん
「今考えられるなら、未来の自分の分まで考えておこう。」
🐾ポンコさん
「未来の私、たぶん何も考えたくないからね🤣」
一番億劫なのは、メインを決めること
私の場合、献立全部を考えることよりも、
まずメイン料理を決めること
が面倒な日があります。
でもメインさえ決まってしまえば、副菜はかなり気楽です。
野菜を焼いただけ。
蒸しただけ。
煮ただけ。
冷蔵庫にあるものを簡単に組み合わせれば、それなりに一食になります。
ある日の夕方。
🐾ポンコさん
「今日、何作ろう……。」
冷凍庫をガサゴソ。
🐾ポンコさん
「あ、『鶏天』って書いてある。」
🐈ニャンコさん
「それ、鶏天にしようと思って下処理しておいたささみだね。」
🐾ポンコさん
「あ、そっか!筋も取って、小さく切ってあるんだった。」
「じゃあ今日は鶏天にしよう。」
🐈ニャンコさん
「メイン決定。」
🐾ポンコさん
「野菜は焼けばいいか。」
🐈ニャンコさん
「汁物もつけたら、もう晩ごはん。」
🐾ポンコさん
「なんとかなった🤣」
「鶏天」という完成品が冷凍庫に入っているわけではありません。
入っているのは、鶏天にしようと思って下処理しておいた生のささみ。
でもラベルに「鶏天」と書いてあることで、
何を作ろうと思っていたのかまで、一緒に冷凍しておける。
私にとっては、ここが料理名ラベルの一番便利なところです。
料理名を見ると、下処理の状態までわかる
料理名でラベルをつけているのには、もう一つメリットがあります。
我が家では、
「蒸しささみ」=筋を取って一本のまま
「鶏天」=筋を取って小さく切ってある
という状態で冷凍しています。
だからラベルを見るだけで、
「これは一本のまま」
「これはすぐ鶏天にできるサイズ」
と、中身の状態まで思い出せます。
🐾ポンコさん
「でも今日、鶏天の気分じゃなくなった。」
🐈ニャンコさん
「じゃあ別の料理にすればいいよ。」
🐾ポンコさん
「え? 『鶏天』って書いてあるのに?」
🐈ニャンコさん
「予定表じゃないからね。」
小さく切ったささみとして、別の料理に使っても大丈夫。
ラベルは予定表ではなく、献立候補。
そのくらいゆるく使っています。
冷凍庫は「覚えておく場所」にしない
冷凍したその日は、中身を覚えています。
「これはささみ」
「こっちは鶏天用」
「これはあのソース」
でも、一週間後、一か月後まで覚えているとは限りません。
🐾ポンコさん
「バジルソースだと思って、めかぶ解凍した人もいるしね。」
🐈ニャンコさん
「誰だろうね。」
🐾ポンコさん
「私です🤣」
だからもう、自分の記憶に頼るのをやめました。
ラベルを見れば、
- 何が入っているか
- どこまで下処理してあるか
- 何を作ろうと思っていたか
がわかるようにしておく。
わざわざテプラを貼るなんて面倒、と思う人もいるかもしれません。
でも私には、
冷凍庫の前で「何作ろう……」と悩む時間が減る方がラクでした。
小さなラベルは、未来の自分への献立メモ
毎日やる気満々で料理できるわけではありません。
だから私は、やる気のある日に少しだけ未来の自分を助けておきます。
肉を下処理して、
「これは鶏天にしようかな。」
と思ったら、
「鶏天」
とラベルを貼る。
そして何日か後。
🐾ポンコさん
「今日、何作ろう……。」
冷凍庫を開ける。
🐾ポンコさん
「あ、『鶏天』って書いてある。」
「そうだ。これ鶏天にしようと思って下処理したんだった。」
🐈ニャンコさん
「それ、前の自分からの伝言だね。」
🐾ポンコさん
「じゃあ今日は鶏天にしよう。」
メインが決まったら、あとは野菜を焼いたり、蒸したり、煮たりすればなんとかなる。
私にとってこのラベルは、単なる冷凍庫の整理ではありません。
やる気がある日の私が、やる気がない日の私に残しておく献立メモ。
🐾ポンコさん
「過去の私、ありがとう。」
🐈ニャンコさん
「じゃあ鶏天、作ろっか。」
🐾ポンコさん
「……作るのは今の私か🤣」
🐈ニャンコさん
「鶏天作るのはポンコさんだよ、頑張って!!w」
「今日、何作ろう」
に疲れた日は、小さなラベル一枚にちょっと助けてもらっています。



