ある日の晩ご飯。
ニャンコさんとポンコさんは、一緒にご飯を食べていました。
🦝ポンコさん
「いただきまーす!」
ご飯を食べながら、お味噌汁をひと口。
🦝ポンコさん
「あ、このお味噌汁おいしい!」
🐱ニャンコさん
「ほんと? ありがとう。だし取って作ってるからね」
🦝ポンコさん
「やっぱり、だし取ったらおいしいよね。でも、だし取るのってめんどくさくってさ。あんまりやらないんだ」
🐱ニャンコさん
「いろんなやり方があるけど、私は手軽にできるから、電子レンジでだし取ってるよ」
🦝ポンコさん
「えっ、電子レンジ?」
🐱ニャンコさん
「うん。じゃあ明日の朝、一緒にやってみようか」
朝にやることは、昆布を入れておくだけ
翌朝。
🐱ニャンコさん
「まずはこの容器にストレーナーを入れて、それに昆布を入れるよ」
🦝ポンコさん
「うんうん」
🐱ニャンコさん
「そこに水を入れたら、朝はこれで終わり」
🦝ポンコさん
「え? もう終わり?」
🐱ニャンコさん
「終わり。あとは夕方までこのまま置いておくだけ」
わが家では、お味噌汁を飲むのは朝よりも夜がほとんどです。
なので朝、台所に立ったついでに、容器にストレーナーをセットして昆布と水を入れておきます。
これで昆布水の準備は完了。
あとは夕方まで、そのままです。
夕方になったら、削り節の出番
そして夕方。
🦝ポンコさん
「朝入れた昆布、どうなった?」
🐱ニャンコさん
「ちゃんと昆布水になってるよ。じゃあ、ここからお味噌汁のだしを取ろうか」
リードクッキングペーパーに、削り節をひとつかみくらいのせます。
※ここにリードクッキングペーパーの写真
今回使ったのはこちらのリードクッキングペーパーです。
🦝ポンコさん
「これを入れるんだね」
🐱ニャンコさん
「そう。これを春巻きを包むみたいに包んで……」
削り節を包んだら、そのまま昆布水が入っているストレーナーの中へ入れます。
🦝ポンコさん
「ペーパーごと入れちゃうんだ!」
🐱ニャンコさん
「そう。このまま入れて大丈夫」
削り節を包んだリードクッキングペーパーが昆布水につかるように入れます。
あとは蓋を上からかぶせて、電子レンジへ。
ストレーナーの取っ手が容器の縁に引っかかっているので、蓋はきっちり閉まりません。
わが家では、上からかぶせるだけで使っています。
🐱ニャンコさん
「じゃあ、600Wで7分」
🦝ポンコさん
「えっ、これで待つだけ?」
🐱ニャンコさん
「うん。7分たったら一番だしができるよ」
7分たったら、一番だしのできあがり
電子レンジで7分。
加熱が終わったら、一番だしのできあがりです。
🦝ポンコさん
「うわー! すごいいい匂い!」
🐱ニャンコさん
「いい匂いするでしょ。でも、ここは気をつけてね」
レンジから出した直後は、容器も中のだしもかなり熱くなっています。
やけどしないように注意して取り出します。
上にかぶせていた蓋をひっくり返して、その上にストレーナーを置きます。
こうすると、ストレーナーに残っただしを切りながら、そのまま置いておけます。
※ここにストレーナーを蓋の上に置いた写真
🦝ポンコさん
「蓋がそのまま置き場所になるんだ!」
🐱ニャンコさん
「そう。これで一番だしのできあがり」
容器に残った一番だしは、今日のお味噌汁用。
わが家ではホットクックミニに移して、お味噌汁を作ります。
🦝ポンコさん
「じゃあ、これで終わり?」
🐱ニャンコさん
「まだだよ。この昆布と削り節、もう一回使うよ」
同じ昆布と削り節でもう一度、二番だし
一番だしをホットクックミニに移したら、空になった容器にストレーナーを戻します。
昆布も、リードクッキングペーパーで包んだ削り節も、そのままです。
🦝ポンコさん
「これ、まだ使うの?」
🐱ニャンコさん
「うん。ここにもう一度水を入れるよ」
水を入れたら、再び蓋を上からかぶせて電子レンジへ。
600Wで7分。
🐱ニャンコさん
「これで二番だしを取るよ」
🦝ポンコさん
「一回の昆布と削り節で、明日の分まで取るんだ!」
7分たったら、先ほどと同じように取り出します。
ここも容器とだしが熱くなっているので、やけどには注意します。
ストレーナーを取り出したら、二番だしのできあがり。
室温で冷ましてから蓋をして冷蔵庫へ。
翌日のお味噌汁に使います。
できただしで、今日のお味噌汁
二番だしまで取れたら、一番だしを入れたホットクックミニで今日のお味噌汁を作ります。
🐱ニャンコさん
「今日は大根と油揚げにしよう」
今日使うのは、大根サラダを作ったときに余った千切り大根。
それから、切った状態で冷凍庫にストックしてある油揚げをパラパラっと入れます。
お味噌汁の具は、その日にあるもので大丈夫。
乾燥わかめなどを入れても簡単です。
🐱ニャンコさん
「だしはもうできてるから、具を入れたらホットクックにお任せ」
設定は、
「手動で作る」→「スープを作る」→「まぜない」→「1分」
でスイッチオン。
※「1分」は設定する加熱時間です。実際には沸くまでの時間もかかります。
しばらくすると加熱終了。
あとは好きな味噌を溶き入れたら、今日のお味噌汁の完成です。
🐱ニャンコさん
「はい、できたよ」
🦝ポンコさん
「だしを取るところからやったのに、思ってたより簡単だった!」
専用容器が割れた。でも買い直しませんでした
実は今使っている容器は、最初からこの組み合わせで売っていたものではありません。
以前は、電子レンジでだしを取るためのガラス製の容器を使っていました。
取っ手の付いたガラスのビーカーのような容器に、蓋とストレーナーが付いていたものです。
ところが、そのガラス容器を割ってしまいました。
同じものをもう一度買おうかなと思ったのですが、
「このストレーナー、百均の筒型の容器に使えないかな?」
と思って試してみることに。
ストレーナーそのものは、容器の中にすっぽり入りません。
でも、取っ手の部分が容器の縁にちょうど引っかかって、網の部分はちゃんと水につかる。
「あ、これでいいや」
それ以来、この組み合わせで使っています。
専用のものを買い直さなくても、今あるものを組み合わせたら十分使えました。
お味噌汁は、自分の好きなだけ
そして、わが家ではお味噌汁を食卓に出すときにも、ちょっとしたルールがあります。
基本的に、自分のお味噌汁は自分でよそいます。
🐱ニャンコさん
「今日、お味噌汁あるよー」
そう言ったら、それぞれが自分の好きな量をよそって食卓へ。
その日によっては、
「お味噌汁入れるよ」
「お願い」
「これくらい?」
なんてやり取りをすることもあります。
ほかに盛り付けるものがあったり、誰かの手が空いていたりすれば、お願いすることも。
でも基本は、自分が食べたい量を自分でよそう。
たくさん飲みたい日はたっぷり。
今日は少しでいいなと思ったら少なめ。
その日の自分のお腹に合わせます。
毎日のことだから、続けられるやり方で
「だしを取る」と聞くと、なんとなく手間がかかりそう。
私も、毎日時間をかけて丁寧に作らなければならない方法だったら、続いていないと思います。
でも朝に昆布と水を入れて、夕方になったら削り節を入れて電子レンジで7分。
一番だしを取ったら、同じ昆布と削り節でもう一度7分。
これで翌日の二番だしまでできます。
使い終わった昆布や削り節も、毎回何かに再利用しなければとは考えていません。
何度もだしを取るからこそ、そこまで頑張らない。
専用容器が壊れたら、家にあるものを組み合わせてみる。
お味噌汁の具も、その日にあるもので。
そして食べる量は、それぞれ自分で決める。
毎日のことだからこそ、自分が面倒だと思わず続けられる方法で。
これが、今のわが家にちょうどいいお味噌汁の作り方です。


