🦝ポンコさん
「ニャンコさん、昨日のシチューまだ残ってるね」
🐱ニャンコさん
「うん。今日はこれ、ドリアにしようと思ってるんだ」
🦝ポンコさん
「いいね!じゃあバターライス作る?」
🐱ニャンコさん
「炒めないよ。バターライス“風”にするの」
🦝ポンコさん
「風?」
🐱ニャンコさん
「そう。ドリアにするのに、わざわざフライパンを増やしたくないもん」
昨日作った、ホワイトソースから作る白菜シチュー。
少し残ったので、今日はドリアにリメイクします。
ただ、わが家は3人とも好きなご飯が違います。
主人はバターライス風。
私はケチャップライス風。
息子は何も混ぜない白いご飯。
でも、だからといって3種類を別々に作る必要はありません。
共通にできるところは一緒に。
好みが分かれるところだけ、最後に変える。
今日はそんな、わが家の3種類のドリア作りです。
バターライス風もケチャップライス風も、炒めません
🦝ポンコさん
「まずは主人のバターライス風から?」
🐱ニャンコさん
「温めたご飯に、バターと塩こしょうを混ぜるだけ」
🦝ポンコさん
「フライパンは?」
🐱ニャンコさん
「使わないよ。ドリアを焼く器の中で混ぜちゃう」
主人のご飯は、レンジで温めたご飯にバターと塩こしょうを混ぜるだけ。
炒めて作るバターライスではないので、わが家ではバターライス風です。
次は私のケチャップライス風。
こちらも温めたご飯にケチャップを入れて、そのまま器の中で混ぜます。
そして使うのは、さっき主人のバターライス風を混ぜたスプーン。
🦝ポンコさん
「ニャンコさん!スプーンにバターついてるよ!」
🐱ニャンコさん
「いいの、いいの。次は私のだから」
少しくらいバターが混ざっても気にしません。
洗い物をひとつ増やすくらいなら、そのまま使います。
今日は私のご飯を120gにしました。
主人と息子の分は、残ったご飯をそれぞれの器に分けます。
息子は白いご飯が好きなので、温めてそのまま。
これで、
主人はバターライス風。
私はケチャップライス風。
息子は白いご飯。
3人それぞれ好みの土台ができました。
昨日のホワイトソースが残った鍋も使います
🦝ポンコさん
「じゃあ次はホワイトソース作る?」
ホワイトソースの作り方→
ホワイトソースから作るシチュー、意外と大変じゃありません|ちょっと特別な日の白菜シチュー
🐱ニャンコさん
「作らないよ。昨日のがあるから」
昨日ホワイトソースを作った鍋。
使い終わったあと、洗わずにそのまま冷蔵庫に入れておきました。
鍋肌に残っているホワイトソースも、きれいに使い切りたいからです。
そこへ昨日残ったシチューを入れて温めます。
🦝ポンコさん
「シチューをそのまま入れちゃうの?」
🐱ニャンコさん
「うん。もともとシチューもホワイトソースだからね。鍋に残ってるホワイトソースと合わせれば、そのままドリアに使えるよ」
🦝ポンコさん
「なるほど!鍋に残ってたホワイトソースも、昨日のシチューも一緒に使えるんだ!」
🐱ニャンコさん
「そう。新しく作らなくても、これで十分」
シチューに具を足して、ドリア用のソースに
シチューを温めながら見ていると、
「もう少し具が欲しいな」
と思いました。
それに、シチューのままだと少しシャバシャバしています。
このままご飯にかけると、ソースがご飯に染み込みすぎてしまいそう。
そこで、家にあるもので具を増やして、ドリアに使いやすいソースにしていきます。
まずは冷凍庫からコーンを追加。
🦝ポンコさん
「解凍しなくていいの?」
🐱ニャンコさん
「このあとオーブンで焼くから、凍ったまま入れちゃう」
さらに冷蔵庫を見ると、仕込んでおいたほうれん草もあります。
🐱ニャンコさん
「ほうれん草も入れよう」
🦝ポンコさん
「具も増えるし、シチューがドリア向きになってきたね!」
昨日のシチューに、冷凍コーンと仕込み済みのほうれん草を追加。
わざわざドリア用の材料を用意するのではなく、冷蔵庫と冷凍庫にあるもので具を増やします。
これで、ご飯にかけてもシャバシャバしすぎない、具だくさんのドリア用ホワイトソースになりました。
ドリア用のソースには、あえて味を足しません
🦝ポンコさん
「ニャンコさん、ソースの味付けはしないの?」
🐱ニャンコさん
「うん。あえて足してないよ」
鍋に残しておいたホワイトソースには、作るときに使った有塩バターの塩分しか入っていません。
そこへ、コンソメで味付けした昨日のシチューを入れて混ぜました。
さらに、このあとドリアにはチーズをのせて焼きます。
チーズからも塩味を感じられるので、ドリア用のソースには、あえて塩やコンソメを足していません。
🦝ポンコさん
「でも、食べてみて薄かったら?」
🐱ニャンコさん
「そのときに好きな味を足せばいいよ」
私は、あとから足して食べられるものは、最初から足しすぎなくていいと思っています。
以前ドリアを作ったときに「ちょっと薄いかな?」と思ったことがありました。
そのときは、食べる直前にトリュフソルトをかけてみたら、とてもおいしく食べられました。
🦝ポンコさん
「じゃあ、薄かったら味変もできるんだね」
🐱ニャンコさん
「そうそう。トリュフソルトじゃなくても、好きなソルトでいいんだよ」
普通の塩でもいいし、家にお気に入りのフレーバーソルトがあれば、それを使ってアレンジするのもひとつの方法です。
ブラックペッパーも最初から全員分にかけず、食卓で各自好きなように。
私はまずそのまま食べて、半分くらい食べたところでブラックペッパーをかけるのが好きです。
🐱ニャンコさん
「後半はブラックペッパーで味変!」
🦝ポンコさん
「ひと皿で2回楽しめるね!」
最初から味を濃くしてしまうと戻せませんが、薄ければあとから足せます。
まずはそのまま。
足りなければ足す。
途中で味を変えてもいい。
最後の仕上げを食べる人それぞれに任せれば、別々に作った3種類のドリアを、それぞれさらに自分好みの味で楽しめます。
まずは息子用。ウインナーはドリアに入れません
最初に作るのは息子のドリア。
白いご飯にホワイトソースをかけて、チーズをのせます。
息子のドリアにはウインナーを入れません。
🦝ポンコさん
「あれ?ウインナー焼くんじゃなかった?」
🐱ニャンコさん
「焼くよ。でも息子はドリアに入ってるウインナーは好きじゃないの」
息子は、ウインナーを食べるならそのままが好き。
だからドリアには入れず、焼いたウインナーは別添えにします。
食べたければそのまま食べればいいし、食べたくなければ食べなくてもいい。
チーズをのせて、こんがり焼いたら息子用のドリアが完成です。
主人はバターライス風+ウインナー
続いて主人用。
下には先ほど作った、炒めないバターライス風。
その上に具だくさんのホワイトソースをかけます。
さらにチーズと焼いたウインナーをのせて、オーブンへ。
🦝ポンコさん
「息子くんのドリアとは違うけど、途中までは一緒なんだね」
🐱ニャンコさん
「そう。違うところだけ変えればいいの」
こんがり焼けたら、主人用も完成です。
私はケチャップライス風+ウインナー
最後は私の分。
下にはケチャップライス風。
同じホワイトソースをかけて、チーズと焼いたウインナーをのせます。
あとはオーブンでこんがり焼くだけ。
これで3人分、全部完成しました。
3人分作って、器以外の調理道具は2本だけ
🦝ポンコさん
「そういえばニャンコさん、3人分作ったのに洗い物少なくない?」
🐱ニャンコさん
「うん。今回、器以外で使った調理道具は2本だけだよ」
使ったのは、
・ホワイトソースを鍋で混ぜたシリコンベラ
・バターライス風とケチャップライス風を混ぜたスプーン
この2本だけです。
バターライス風もケチャップライス風も、それぞれドリアを焼く器の中で混ぜました。
主人のバターライス風を混ぜたスプーンは、洗わずそのまま私のケチャップライス風へ。
ウインナーはBRUNOにくっつかないホイルを敷いて焼いたので、こちらも洗い物はなし。
あとは全部、それぞれの器の中で完結です。
🦝ポンコさん
「3人それぞれ違うドリアなのに、使った道具は2本だけ?」
🐱ニャンコさん
「そう。作り分けることと、道具を増やすことは別だからね」
家族の好みには合わせる。
でも、そのためにフライパンやボウルをいくつも増やさない。
これも、わが家で料理をラクに続けるために大切にしていることです。
3人の好みが違っても、別々には作らない
🦝ポンコさん
「できあがったら、3人とも少しずつ違うドリアになったね」
🐱ニャンコさん
「そう。でも最初から全部別々に作ったわけじゃないでしょ?」
今回のドリアは、
・息子は、白いご飯+ウインナーは別添え
・主人は、バターライス風+ウインナーのせ
・私は、ケチャップライス風+ウインナーのせ
3人とも少しずつ違います。
でも、ホワイトソースは同じです。
ご飯もフライパンで炒めず、それぞれの器の中で仕上げただけ。
ウインナーも、息子にはドリアに入れず、主人と私には上からのせただけです。
そして味付けも、最初から全員に合わせようとはしません。
薄ければ塩を足してもいい。
好きなフレーバーソルトを使ってもいい。
ブラックペッパーをかけてもいい。
食べる途中で味を変えてもいい。
🦝ポンコさん
「家族の好みに合わせるって、もっと大変だと思ってた」
🐱ニャンコさん
「全部を別々に作ろうとすると大変なんだよ。違うところだけ変えればいいの」
共通にできるところは一緒に。
好みが分かれるところだけ、最後に変える。
これなら作る人の負担を増やしすぎず、家族それぞれが好きな形で食べられます。
そして今回使ったのは、
昨日のシチュー。
鍋に残っていたホワイトソース。
冷凍庫にあったコーン。
仕込んであったほうれん草。
昨日はシチューだったものが、今日は3人それぞれのドリアになりました。
🦝ポンコさん
「残り物を食べたって感じ、全然しないね!」
🐱ニャンコさん
「それがリメイクのいいところだね」
残ったものを、同じ形でもう一度食べるのではなく、家にあるものを少し足して別の料理へ。
家族の好みに合わせるために、最初から3種類を別々に作る必要もありません。
ご飯の味を変える。
ウインナーをのせるか、別添えにする。
最後の味付けは、それぞれに任せる。
変えるのは、そのくらい。
新しく頑張って作るのではなく、昨日やっておいたことを今日のラクにつなげる。
食材を使い切りながら、洗い物も増やしすぎず、家族それぞれが好きなものを食べる。
わが家では、こんなふうに「全部頑張らない」ご飯作りをしています。


