ポンコさん「あ、フランスパンが余ってる。でもこれ、フレンチトーストにするにはちょっと少ないな」
冷蔵庫を開けながら、ポンコさんが言いました。
するとニャンコさんが、
ニャンコさん「そういえば冷凍庫にコーンがあるよ。コーンスープを作って、このフランスパンでクルトン作ってみたら?」
ポンコさん「え、何それ。めっちゃおいしそう!」
ニャンコさん「そうしよう、そうしよう!」
こうして、余っていたフランスパンからクルトン作りが始まりました。
わざわざクルトンを作るために買ったパンではありません。
フレンチトーストにするにはちょっと少ない。
でも、このまま余らせておくのはもったいない。
そんな「ちょっとだけ余ったフランスパン」を使ってみます。
まずはコーンスープをセット
ニャンコさん「じゃあ、コーンスープも作ろう」
いつものレコルトのスープメーカーに材料を入れていきます。
コーンはあらかじめ量って冷凍してあるので、そのままポン。
ニャンコさん「牛乳だけ量ろうね」
牛乳を量って、バターを少し、塩を小さじ1。
材料を入れたら、あとはレコルトくんにおまかせです。
ニャンコさん「じゃあ、その間にクルトン作ろう!」
フランスパンをちょっと大きめに切ります
ニャンコさん「クルトン、どのくらいの大きさにする?」
ポンコさん「ちょっとガリッとしたいから、大きめがいいな」
ニャンコさん「じゃあ、このくらい?」
ポンコさん「うん、いいね!」
そんなことを話しながら、パン切り包丁でフランスパンをさいの目に切っていきます。
そして今日使うのは、
ニャンコさん「おーい、エアフライヤーくん」
エアフライヤーくん「はいはい」
エアフライヤーのバスケットにくっつかないホイルを敷いて、切ったフランスパンを入れます。
そこへオリーブオイルをシュッシュッ。
準備完了です。
まずは180℃15分で作ってみます
ポンコさん「何度にする?」
ニャンコさん「まずはいつもの感じで、180℃15分でやってみようか」
ニャンコさん「あとはお願いね」
エアフライヤーくん「任せて!」
そして15分後。
ピーピーピー。
ポンコさん「あ、できたみたい!」
エアフライヤーを開けてみると、
ポンコさん「あれ? なんだかちょっと色が濃いね」
ニャンコさん「食べてみよっか」
ポリポリ。
ポンコさん「味は悪くないけど、ちょっと香ばしいね」
しっかりカリカリ、サクサク。
でも、コーンスープに合わせるなら、もう少し焼き色が薄くてもよさそうです。
幸い、フランスパンはまだ半分残っています。
ニャンコさん「じゃあ、もう一回作ってみよう!」
今度は160℃10分で再挑戦
残りのフランスパンも、くっつかないホイルを敷いたバスケットへ。
同じようにオリーブオイルをシュッシュッ。
ニャンコさん「次は160℃で10分にしてみよう」
ニャンコさん「あとはお願いね」
エアフライヤーくん「はいはい、任せて!」
そして10分後。
ピーピーピー。
ポンコさん「あ、なんかいい感じ!」
今度は先ほどより焼き色が薄めです。
さっそく食べてみます。
ポンコさん「サクサク感はちゃんとあるね」
ニャンコさん「うん。でもさっきほど香ばしくない」
ポンコさん「こっちのほうがコーンスープに合いそう!」
わが家では、180℃15分よりも160℃10分のクルトンのほうが好みでした。
同じフランスパンでも、温度と時間を変えるだけで、焼き色も香ばしさもこんなに違いました。
コーンスープもできました
ピピピ、ピピピ。
ニャンコさん「あ、レコルトくんも呼んでる。コーンスープもできたみたい!」
できたてのコーンスープを器によそって、160℃で作ったクルトンをのせます。
最後にパセリをパラッ。
ニャンコさん「できたー!」
ポンコさん「わあ、すごいおいしそう!」
さっそく味見です。
ポンコさん「クルトン、カリカリ!」
ポンコさん「コーンスープもすっごく甘いね」
今回使ったコーンは、生のとうきびを加熱して冷凍しておいたもの。
ポンコさんが不思議そうに聞きました。
ポンコさん「え? これ砂糖入ってるっけ?」
ニャンコさん「入ってないよ」
ポンコさん「じゃあ、とうきびの甘さ?」
ニャンコさん「そうだね。塩を入れたから、きっと甘さがさらに引き立ったんだね」
ポンコさん「おいしいね」
ニャンコさん「ね!」
余っていたフランスパンで作ったクルトン。
ちゃんとコーンスープのお供になりました。
失敗したと思っていたクルトンに主人がひと言
そして主人が帰宅。
晩ご飯に、
ニャンコさん「今日コーンスープ作ったから、飲んでみて」
と出してみました。
主人「クルトン、カリカリでいいね」
ニャンコさん「でもね、最初に作ったクルトン、ちょっと失敗しちゃって」
主人「え、どれどれ?」
主人が180℃で作ったほうをポリポリ。
主人「うん。別に苦いわけでもないし、おいしいじゃん」
ニャンコさん「でも、こっちはちょっと香ばしくて、コーンスープには160℃のほうが合うと思ってさ」
私が「うーん……」という顔をしていると、主人がひと言。
主人「ねえ、この色の濃いクルトンさ、砂糖かけたらラスクになるんじゃない?」
ニャンコさん「……あー! なるほど!」
確かにカリカリ。
これに甘さが加わったら、ちょっと香ばしいのも逆においしいかもしれません。
ニャンコさん「え、ちょっとやってみようよ」
砂糖をかけて、ポリポリ。
ニャンコさん「あ、ラスクだね」
主人「うん、ラスクだね」
失敗したと思っていたクルトンが、まさかのラスクになりました。
翌日、ポンコさんにも教えてみました
ニャンコさん「あのね、昨日余った、ちょっと色が濃くなったほうのクルトン、おいしくなったんだよ」
ポンコさん「え? 何したの?」
ニャンコさん「砂糖かけたの」
ポンコさん「え、砂糖?」
ニャンコさん「食べてみて」
ポリポリ。
ポンコさん「あ、おいしい!」
ニャンコさん「でしょ?」
ポンコさん「ラスクみたい!」
180℃では少し香ばしすぎたクルトン。
でも砂糖をかけてみたら、その香ばしさが今度はいい感じ。
これからわが家では、コーンスープを作る日はクルトンをちょっと多めに作るのが定番になりそうです。
スープに浮かべる分と、甘くして楽しむ分。
余ったフランスパンから、またひとつ楽しみが増えました。
そして――。
砂糖がかかったクルトンを、じーっと見つめるニャンコさん。
ニャンコさん「…………」
ポンコさん「どうしたの?」
ニャンコさん「これ、もっと使い道あるかも……」
どうやらニャンコさん、また何か思いついたようです。
余ったフランスパンから始まったクルトン作り。
次はどんなおやつに変身するのでしょうか。
つづく。


