生活費はいくら使った?お財布を見ればざっくり分かる現金管理

節約 お金 投資

リスさん「あー、今月もう現金ない。またATM行かなきゃ」

ニャンコさん「またATM? なんか先月もそんなこと言ってたよね」

リスさん「そうなの。なんか月末になると、いつも現金が足りなくなっちゃうんだよね」

ニャンコさん「リスさん、毎月の生活費の予算って決まってる?」

リスさん「決まってるよ」

ニャンコさん「じゃあ、この前スーパーでカードで払ってた分と、今日現金で払った分、それを全部合わせて予算を管理してるの?」

リスさん「え? そんなことしてないよ」

ニャンコさん「じゃあ、お財布に入ってる現金以上に使ってても、今月いくら使ってるか分からないってことにならない?」

リスさん「確かに。そういえば、なんか今月カード払い多いなーって月、あるんだよね」

ニャンコさん「お財布には現金が残ってるから、まだ使えるような感じがするけど、実際はカードでも使ってるってことだよね」

リスさん「あー、そういうことか」

ニャンコさん「じゃあまず、お財布の中を見えるようにしてみようか」

リスさん「お財布の中を見えるようにする?」

食料品は現金で管理してみる

ニャンコさん「うん。まず食料品は、クレジットカードで支払わずに現金で払うの」

リスさん「えー! そしたらクレジットカードのポイントもらえないじゃん」

ニャンコさん「だから、現金をチャージして使おう。そうすればチャージしたときのポイントはもらえるよ」

リスさん「あ、なるほど。ポイントを諦めるわけじゃないんだ」

ニャンコさん「そう。現金で管理しながら、もらえるポイントはもらうの」

チャージは5,000円か1万円

ニャンコさん「それでね、チャージするときは5,000円か1万円くらいにするの」

リスさん「どうやって決めるの?」

ニャンコさん「例えば買い物が8,800円くらいだったら1万円。3,200円だったら5,000円って感じ」

リスさん「でも、それだと残高がちょっとずつ残らない?」

ニャンコさん「残るよ。でも、それは気にしない」

リスさん「気にしなくていいの?」

ニャンコさん「うん。次に買い物したとき、その残高と合わせて足りなかったら、また5,000円か1万円チャージすればいいだけ」

リスさん「じゃあ、次の買い物が少なくて、残高だけで払えたら?」

ニャンコさん「それはそれでOK。その日はお財布から現金が減らないだけ」

リスさん「あ、そっか。残高を毎回きっちり合わせなくてもいいんだ」

ニャンコさん「そうそう。細かく合わせようとすると面倒になるから、ざっくりでいいの」

現金しか使えないお店では、そのまま現金で

ニャンコさん「あとは、八百屋さんみたいに現金で払うお店では、そのまま現金で払う。それだけ」

リスさん「それだけ?」

ニャンコさん「うん。それだけ」

こうしてリスさんは、食料品に使うお金をお財布の現金で見えるようにして、1か月過ごしてみることにしました。

途中でお財布の残りを確認しながら、

「今月はちょっと使ってるな」

「まだこれくらい残ってるな」

と、なるべく予算の中に収まるように買い物していきます。

1か月後、お財布にお金が残った!

そして月末。

リスさん「あれ? ニャンコさん、お金残ってる!」

ニャンコさん「本当だ。ちゃんと残ってるね。予算守れたね、頑張ったね」

リスさん「やったー! じゃあ、このお金で欲しかったワンピース買おう!」

ニャンコさん「ダメダメ!」

リスさん「えー! なんで? 頑張って残したのに」

ニャンコさん「これは生活費として残ったお金だからね。リスさんのお小遣いとは別だよ」

リスさん「そっかぁ。じゃあ、この残ったお金どうするの?」

ニャンコさん「来月以降のために、よけておこう」

リスさん「繰り越すってこと?」

ニャンコさん「そうそう」

リスさん「じゃあ来月はこれだけ余ったんだから、予算を減らしても大丈夫だね!」

ニャンコさん「ちょっと待って」

リスさん「え? またダメなの?」

今月余ったからといって、来月も余るとは限らない

ニャンコさん「今、お米の在庫ってどのくらいある?」

リスさん「えーっと……もうちょっとしかない」

ニャンコさん「じゃあ来月の初めに買わなきゃいけないよね」

リスさん「あ、そっか」

ニャンコさん「今月はお米を買わなかったからお金が残ったのかもしれない。でも来月は、月初めからお米を買う分だけ今月より多くお金が出ていくかもしれないよ」

リスさん「なるほど。今月余ったからって、来月も同じように余るとは限らないんだ」

ニャンコさん「そう。だから余ったお金は、予算を減らす理由にしないで、いったんよけておくの」

リスさん「じゃあ来月のお財布はどうするの?」

ニャンコさん「またリセット。新しい月になったら、いつもの予算分を入れて1からスタート」

リスさん「余った分は別にしておくんだね」

ニャンコさん「そう」

余ったお金が、出費の多い月を助けてくれる

そして翌月。

リスさん「あれ……今月、ちょっとお金減るの早いな」

ニャンコさん「何かいつもと違うもの買わなかった?」

リスさん「あ! 月初めにお米買った!」

ニャンコさん「それなら、先月よけておいたお金があるでしょ?」

リスさん「あ、そうだった!」

ニャンコさん「そこから少し足して、今月を乗り切ればいいよ」

リスさん「なるほどー! 毎月きっちり同じ金額を使わなくてもいいんだ」

ニャンコさん「そういうこと。食料品って、毎月まったく同じものを同じ量だけ買うわけじゃないからね」

リスさん「お米を買う月もあれば、買わない月もあるし」

ニャンコさん「調味料が重なる月もあるし、家にあるものをたくさん使える月もある」

リスさん「だから余ったら予算を減らすんじゃなくて、よけておくんだ」

ニャンコさん「そう。そうすると、今月のお財布に残ってるお金も見えるし、これまでによけておいたお金も見えるでしょ?」

リスさん「見える!」

ニャンコさん「それが見えていれば、『今日はどのくらい使っても大丈夫かな』っていうのも考えやすくなるよ」

リスさん「そっか。お金を細かく計算するんじゃなくて、見えるようにしておくんだね」

ニャンコさん「そうそう。私はそのほうが分かりやすいと思ってるよ」

細かく計算しなくても、残っているお金は見える

ニャンコさん「そういえばリスさん、今月末はATM行かなくてもいいんじゃない?」

リスさん「あ、本当だ。行かなくてもいい!」

ニャンコさん「どう? 今月、予算守るの大変だった?」

リスさん「いや、そんなに大変じゃなかったかも」

ニャンコさん「何か我慢した?」

リスさん「うーん、特にしてないかな。ただ、お財布を見て『今これくらい残ってるな』って確認してただけ」

ニャンコさん「それなら続けられそう?」

リスさん「うん。これなら続けられそう」

リスさん「私ね、現金で買うと損すると思ってたんだ」

ニャンコさん「どうして?」

リスさん「だって、クレジットカードならポイントがつくじゃん。だからカードで買ったほうがお得だと思ってたの」

ニャンコさん「うんうん」

リスさん「でもカードで買ってると、今月いくら使ってるのか、だんだん分からなくなっちゃって」

ニャンコさん「現金しか使えないお店もあるもんね」

リスさん「そうなの。八百屋さんでは現金で野菜を買って、スーパーではカードを使って、それをカードの明細を見て、現金で払った分も合わせてって……めんどくさい!」

ニャンコさん「分かる。めんどくさいよね。だから私、やらないんだ」

リスさん「え? やらないの?」

ニャンコさん「やらないよ。毎回そんな計算するの大変だもん。だから、お財布を見れば分かるようにしてるの」

リスさん「あー、そういうことか。細かく管理するために現金にしてるんじゃなくて、細かく管理しなくても分かるようにしてるんだ」

ニャンコさん「そうそう」

リスさん「ポイントも現金チャージでもらえるし、別に我慢したわけでもない。それで予算も守れたんだ」

ニャンコさん「うん」

リスさん「なんかこれなら、私でも続きそう!」

ニャンコさん「家計管理って、頑張りすぎなくても続けられる仕組みにしておくのが大事なのかもしれないね」

リスさん「よし! 来月も予算を守れるように頑張ろう!」

ニャンコさん「うん、無理せずに一緒にやってみよう」

私も何度も家計管理に失敗してきました

私もこれまで、何度も家計管理に失敗してきました。

袋分けにしてみたり、財布を分けてみたり、クレジットカードを使ってみたり。

「これなら管理できるかな?」と思う方法を、いろいろ試してきました。

その中で、今の私には、

食料品に使うお金は現金を基本にする。

チャージするときも、その現金から出す。

そして、お財布に残っているお金を見ながら使う。

この方法が一番管理しやすいと感じています。

だからといって、この方法が誰にとっても正解だとは思っていません。

もし「予算を決めても、なぜかいつも守れない」「今月いくら使ったのか分からなくなってしまう」という人がいたら、一度こういう方法を試してみるのもいいかもしれません。

やってみて、

「これなら分かりやすい」

と思えたなら、そのまま続けてみる。

「これは私にはやりづらいな」

と思ったら、また別の方法を探してみる。

家計管理は、きっちりできる方法よりも、自分が無理なく続けられる方法を見つけることのほうが大切なのかもしれません。

私もいろいろ試して、やっと今の方法に落ち着きました。

これからも暮らしが変われば、またやり方を変えるかもしれません。

そのときの自分に合った方法で、無理せず家計と付き合っていけたらいいなと思っています。

タイトルとURLをコピーしました