クマさん
「ニャンコさん、僕さ、最近ちょっと体重が増えちゃったんだよね」
ニャンコさん
「そうなの?」
クマさん
「うん。痩せたいなって思ってるんだけど、お菓子がやめられなくてさ。ついつい食べちゃうんだ」
ニャンコさん
「クマさん、お菓子ってどんなときに食べてる?」
クマさん
「お腹が空いたときかな。チョコとかクッキーとか、ポテトチップスとか」
ニャンコさん
「そのとき、本当にチョコやポテトチップスが食べたい?」
クマさん
「え?」
ニャンコさん
「『今日は絶対これが食べたい!』って思ってるのか、それとも、お腹が空いて、そこにあるから食べてるのか」
クマさん
「……言われてみたら、そこにあるから食べてることも多いかも」
ニャンコさん
「じゃあさ、お菓子を全部我慢するんじゃなくて、“おやつ”に変えてみたら?」
クマさん
「お菓子とおやつって違うの?」
私の中では「お菓子」と「おやつ」はちょっと違う
ニャンコさん
「私はちょっと分けて考えてるよ。平日は基本的にお菓子を食べないけど、おやつは食べるの」
クマさん
「えっ、おやつ食べてもいいの?」
ニャンコさん
「食べるよ。量にはちょっと気をつけるけどね」
クマさん
「僕、お菓子をやめるなら、お腹が空いても我慢しなきゃいけないと思ってた」
ニャンコさん
「それだと私は続かないな。お腹が空いたら食べるよ。ただ、そこで何を選ぶかを変えてるの」
クマさん
「例えば?」
ニャンコさん
「クマさん、甘いものとしょっぱいもの、どっちが好き?」
クマさん
「両方!」
ニャンコさん
「欲張りだね」
クマさん
「だって両方おいしいもん」
甘いものが食べたいときは?
クマさん
「じゃあチョコとかクッキーとかケーキが食べたくなったら?」
ニャンコさん
「干し芋とか果物、さつまいも、かぼちゃなんかを選ぶこともあるよ」
クマさん
「アイスが食べたい!」
ニャンコさん
「バナナとかブルーベリーを凍らせておくのもいいよ」
クマさん
「菓子パンは?」
ニャンコさん
「小麦をちょっと控えたいときなら、米粉パンを選んだり、米粉を使ったスイーツを探したりすることもあるよ」
クマさん
「でもさ、そういうの探すの大変じゃない?」
ニャンコさん
「今はコンビニでも低糖質をうたったスイーツとか、いろいろあるよ」
クマさん
「コンビニにも?」
ニャンコさん
「うん。『今日は何があるかな?』って探すのも結構楽しいよ」
クマさん
「それなら、我慢してるって感じがあんまりしないかも」
ニャンコさん
「でしょ?」
しょっぱいものが食べたいときは?
クマさん
「でも僕、ポテトチップスも大好きなんだよね」
ニャンコさん
「じゃあ、しょっぱい系のおやつも用意すればいいよ」
クマさん
「何がある?」
ニャンコさん
「トマトとかきゅうりみたいな生野菜、枝豆、チーズ、ゆで卵とか」
クマさん
「トマトもおやつ?」
ニャンコさん
「私にはおやつだよ」
クマさん
「枝豆も?」
ニャンコさん
「もちろん。私、枝豆大好きだもん」
クマさん
「じゃあ、ポテトチップスが食べたくなったら枝豆にしてみようかな」
ニャンコさん
「そういう選び方もできるね」
クマさん
「甘いものが食べたい日は干し芋。しょっぱいものが食べたい日は枝豆」
ニャンコさん
「そうそう。その日の気分で選べばいいの」
| 食べたくなったもの | → | こんなおやつに |
|---|---|---|
| チョコ・クッキー・ケーキ | → | 干し芋・果物・米粉を使ったスイーツ |
| アイス | → | 冷凍バナナ・冷凍ブルーベリー |
| 菓子パン | → | 米粉パン・さつまいも・かぼちゃ |
| ポテトチップス・おせんべい・スナック菓子 | → | 生野菜・枝豆・チーズ・ゆで卵 |
おやつで栄養もとれるの?
クマさん
「ニャンコさん、でも、お菓子からおやつに変えると何がいいの?」
ニャンコさん
「果物や野菜、枝豆、卵みたいなものなら、その食材が持っているビタミンやたんぱく質なんかの栄養もとれるよ」
クマさん
「おやつなのに栄養もとれるんだ」
ニャンコさん
「そう。食事で足りなかったものを、おやつで補うって考え方もできるよ」
クマさん
「なんか、おやつって悪者じゃないんだね」
ニャンコさん
「私はそう思ってないよ。お腹が空いてるのに、ずっと我慢するための時間にもしたくないし」
クマさん
「じゃあ食べていい?」
ニャンコさん
「だから食べていいって」
クマさん
「やった!」
ニャンコさん
「量は考えてね」
クマさん
「はーい」
本当にケーキが食べたい日は?
クマさん
「でもニャンコさん」
ニャンコさん
「今度は何?」
クマさん
「本当にケーキが食べたい日は?」
ニャンコさん
「食べるよ」
クマさん
「えっ、食べるの!?」
ニャンコさん
「食べるよ。私は月曜日から金曜日までは基本的にお菓子じゃなくておやつ。でも主人が休みの土日は、一緒にお菓子を食べたりするよ」
クマさん
「じゃあ、水曜日にケーキが食べたくなったら?」
ニャンコさん
「『あ、土曜日に主人と一緒に買いに行こう』って思ったりする」
クマさん
「それなら土曜日が楽しみになるね」
ニャンコさん
「そうなの。1週間ずっと『食べちゃダメ』って思ったら、私はつらいもん」
クマさん
「でも『土曜日に食べよう』なら?」
ニャンコさん
「私は平日もそんなに我慢してる感じがしないよ」
クマさん
「土曜日にケーキ食べて、月曜日になったら?」
ニャンコさん
「またいつものおやつ」
クマさん
「なるほど!」
本当に食べたい?を一度考えてみる
クマさん
「じゃあ僕、今日からお菓子を食べたくなったら、まず考えてみる」
ニャンコさん
「何を?」
クマさん
「『僕、本当に今これが食べたい?』って」
ニャンコさん
「うん」
クマさん
「本当に食べたいんじゃなくて、ただお腹が空いてるだけだったら?」
ニャンコさん
「好きなおやつを選ぶ」
クマさん
「本当にケーキが食べたかったら?」
ニャンコさん
「週末のお楽しみにするのもひとつ」
クマさん
「なんかできそうな気がしてきた」
ニャンコさん
「お菓子を全部禁止するわけじゃないからね」
クマさん
「じゃあ今日のおやつ、何にしようかな」
ニャンコさん
「甘い系? しょっぱい系?」
クマさん
「今日はしょっぱい系!」
ニャンコさん
「何にする?」
クマさん
「枝豆!」
ニャンコさん
「いいね」
クマさん
「明日は干し芋にする!」
ニャンコさん
「もう明日の分まで決めたの?」
クマさん
「だって、おやつ選ぶの楽しくなってきたもん」
ニャンコさん
「それならいいね」
クマさん
「ニャンコさん、明日は甘い系ね!」
ニャンコさん
「はいはい」
お菓子を我慢するところからではなく、
「今日は何をおやつにしよう?」
そんなところから始めてみるのもいいのかもしれません。

